板金加工業者に頼むメリット、デメリット
メリット | × | デメリット |
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スピードが速い | 精度が±0.2mm程度 | |
コストが安い※1) | キズが多い | |
加工面が粗い |
薄物だと、切削加工業者よりも板金加工業者に依頼するという概念があるかと思います。もちろんそのことによるメリットもありますが、精度や加工面について満足をしていないケースも多いのではないでしょうか?
※1)板金加工機械(レーザー加工機など)の設備投資額によっては弊社の「貼り付け加工」の方がコストが安い場合が多い
メイワの貼付加工技術では
精度が±0.2mm程度 | マシニングで切削加工をしますので、出せる精度は±0.01mm。板金加工から弊社の貼付加工に変更することで部品の精度が上がり、機能性の向上や耐久性が上がった例もあります。 | |
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キズが多い | 切削油を大量に使い加工をしますので、セット、加工後にもキズが付く心配は少ないです。内側に使われる機能部品なら問題ないかも知れませんが、外部に見える部品では仕上がりの見た目が違います。 | |
加工面が粗い | マシニング加工時にはC面・面取り加工も組み込むことができます。手作業のバリ取りに比べても製品のばらつきがありません。 |
プレス、レーザーとの比較
拡大写真
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こちらはタレットパンチプレスで加工をしたもので、端面にカス上がりや、パンチの継ぎ目にバリが発生しています。
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レーザー加工をした際に生じる熱だれや、バリが発生しています。
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バリ取りも機械加工と同時に行うので加工による反りや、バリなどはなく、端面がきれいに仕上がります。
機能、意匠面への付加価値提案
加工精度だけでなく、これまでの加工では難しかった板金パネルからアルミパネルへの変更など付加価値の提案ができます。また、1工程で切削加工、バリ取りまでできますので、これまでのコストと変わらずにすることも可能です。
板金加工業者の皆様へ
弊社の貼付加工でお受けしている多くの素材は「アルミ」です。
レーザー加工機の寿命を縮めてしまうかもしれないアルミの薄物の板金加工の依頼がある場合には是非弊社にご相談下さい。これまでの板金加工での品質を向上させ、お客様の満足度向上に一緒に取り組んでいきましょう。
また、レーザーでは切りにくい6.0t近い厚板の製品も、弊社の貼付加工では難なく加工できます。
対応材質 | アルミ、銅、真鍮、樹脂など |
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対応厚さ | 0.5~6.0t程度 |